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マンションという住まい

2週間ほど前、日経新聞に「異変 マンション市場」という
4回シリーズの記事があった。

金利を背景に順調だった首都圏マンションの販売が、
あまりに価格が高騰しすぎて失速、割安感のでてきた戸建てに
流れている、というのが、第1回の話題。

土地だけでなく、資材も人件費も高騰する中、価格を下げられず、
限られた用地を需要増で好況のホテルに奪われる苦境のなか、
大手不動産会社も、新築販売だけでなく、賃貸やリフォーム販売、
さらには高齢者住宅などに領域を広げているそうだ。

マンション事業は今後ますます厳しい状況になり、
生き残るためには知恵を絞らなければいけない、という話だった。

 

マイホームといえば一戸建、という時代が確かにあったけれど
今もそのイメージを持つ人は、どのくらい居るのだろう。

少なくとも私の両親はそう信じていたと思うし、
私も子供のころは、なんとなくそう思っていたような気がする。

そもそも、「帰省する」というコトバ自体、
戸建てのドアを開けて「ただいまー」という自分の姿と結びついているし、
一戸建てに暮らす家族、というのは、なんとなく幸せなイメージだから。

 

ところが、現実に自分自身の住まい(大切な帰る場所)を考えるとき、
マンション以外の選択肢は思い浮かばない。

シゴト上便利な場所に住みたい、ということは勿論あるし、
セキュリティや管理面(いつでもゴミが出せるとか)を考えると
一戸建ては負担(責任?)が大きすぎると感じるから。

高齢になってからの住まいを考えるとなおさら、
便利な場所にあるマンションのほうが安心な気がする。

都内に手ごろな一戸建てが増えたとしても、
自分の住まいとしては、私はマンションをえらぶかなあ。
その分費用も覚悟しなければいけないわけだけれども。