リノベーションは進化している

まず素朴な疑問。
「リフォーム」と「リノベーション」何が違うの? を調べてみた。

「リフォーム」は、古くなった建物を新築の状態に戻すことで、
故障や老朽化によって機能や見た目が低下している個所を直すこと。

「リノベーション」も、もちろん大抵は古くなってしまった建物への施工を指すのだけれど、新築時よりも性能や使い勝手を向上させるような大掛かりなもの。

 

1/9の日経MJの記事によると、最近のリノベーションは、
単に古い建物を蘇らせ魅力を高めるというだけでなく、
空き家解消や寂れた町の再生といった社会的役割を担うようになってきたという。

 

イノベーション・オブ・ザ・イヤー」なるものがあり
昨年12月に4回目の発表会が開かれていた、というのも、この記事で知った。
http://www.renovation.or.jp/oftheyear/2016/

 

受賞作のなかで、一番のお気に入りは「引き戸で部屋の間取りが変わる」http://www.renovation.or.jp/oftheyear/2016/entry_detail/1117
リノベーションが、限られた空間の可能性を大きく広げていることに、わくわく。

欧米住宅ではあまり使われないけれど、古来日本家屋の間仕切りは引き戸が基本。
スペース制約が大きいマンションなどにこそ、もっと採用すべきなのでは?
なんて考えてみたりして。

さらに、1/11付の記事では、リノベーション物件を住宅診断や保険とセット販売し、
購入後保証による安心を住宅リノベーションの浸透につなげている、とあった。

紹介されているリフォーム会社 ReBITA(株式会社 リビタ)のWebサイトを見てみると
これまた魅力的な事例がたくさんある。更にわくわく。
https://www.rebita.co.jp/

新サービス UNIT Base てのも、いい感じに見える。わくわくわく。
https://www.rebita.co.jp/unitbase/

 

そもそも、ホームインスペクション(住宅診断)って、
中古住宅市場が成熟している米国などでは社会の仕組みとして広く普及しているのに、ニッポンは、まだまだこれからって状況らしい。

これまでは中古住宅購入はリスク覚悟で臨むしかない選択肢だったわけだ。

それが「安心」付きで購入できるようになれば、
快適な「住まい」の選択肢が広がることになる。実によろこばしい。

とはいえ、不透明...というか複雑で判りにくいコトが多い不動産取引を
誰もが安心して決められるようになるには、まだまだ色んな仕組みが必要。

そんなこんなで困っている人を、助けられるようになりたいな!